あわあわドジっ子ハプニングドタバタガール

同時に二つのことができない!!!と気づいたのは小学生の頃だった。みんなが音楽を聴きながら勉強している、とか歌いながら勉強している、とか言っているのを聞いて「!?そんなこと難しくてできないよ!!」と思った。どちらかにしか集中できないよ!

勉強もそうだけど読書も同じく、だ。音楽をかけながら、とか人の話し声の近くとかとにかく音があるところでは何か集中して行うことが難しいとかではなく、できない。注意散漫、といえばわかりやすいのかもしれないね。

最近だと、バイト先で卵を割っている時に「この卓のこれ、先にやってもらってもいい?」と話しかけられてパニックになり卵をそのままゴミ箱へダイブさせ殻をお皿に乗せてしまった。大失態だ。ちょっと怒られた。というか笑われた…。何かしようとしている時に不意に話しかけられると自分がしようとしていたことがわからなくなってしまう。取りたかったもの、書こうとしていたこと、話そうとしていたこと、全部だ。こりゃまぁ困った性分だわね、と母と困り笑いをしていた。そんな母もわたしと全く同じだ。

小さな頃から何もないところでよく転ぶし、ものは無くすし、傘は梅雨の時期は1週間で5回買い直したこともある。鍵も無くしたし、メガネも無くした。本も今でも無くす。でもありがたいのはそんなわたしたのためにお母さんが一生懸命小さな頃から、どこかへ立つときは座っていた席を振り返り忘れ物がないか確認すること、家を出る時の必需品は「財布、ケータイ、鍵、定期」、電車で座るときは傘は膝で挟む、と習慣づけてくれた。お陰で今は鍵も無くさなくなったし、傘も無くさなくなった。雨の日は両手に物を持たないこと、と決めているから傘にだけ集中している。いまだにメガネだけはどうしようもなくて3個持ちにして無くしてもなんとかなるようにしているけど…。お母さんには頭が上がらないな、と思う。わたしの欠点をひとつずつ習慣で直そうとしてくれている母も同じく苦しんだのかもしれない。知らないけど。継続は力なり!かもね、これも。

こういうの、多分世間的にいえばドジとか鈍臭いのかもしれないしダサいけど、いいよ、キャラにしたげる!鈍臭くて可愛いでしょ、だから、メガネまた無くしてたら教えてね